基本的な奏法
Axentaxでは奏法に装飾することをスタイル
と呼んでいます。
ここでは基本的なスタイルの記述方法について学びます。
接頭辞指定
接頭辞
とは音の先頭に記載するという意味です。
ストロークな弾き方
コードやtab記法の先頭にシングルクォーテーション'
を付与すると
付与した数に応じてストロークな弾き方を再現します
@@ {
'''E // ジャラーンな感じ
}
アップ・ピッキング
コードやtab記法の先頭にびっくりマーク!
を付与するとアップ・ピッキングとなります。
@@ {
!C
!''''C // ストロークとミックスした指定
}
スライド・イン
出だしで一瞬スライドします。
二つのtabを>>
区切りで記載します。
以下サンプルでは、2フレットから5フレットまでスライドします。
@@ {
||2|2||>>|||5|5|
}
スピードを1-500の範囲で指定できます。
指定する場合、最初のtabの直後に!数値
のように記載します。
@@ {
||2|2||>>|||10|10|
r ||2|2||!200>>|||10|10|
r ||2|2||!20>>|||10|10|
}
数値が小さいほど速いスライド、数値が大きいほど遅いスライドになります。
スタイル指定
音の末尾に:から始まるスタイルを記述しさまざまな効果を演出します。
Playground実際のコードを試してみましょう。
スタイルによる音長
基本的な記載方法の音の長さで紹介した接尾辞の音長指定の他に
スタイルによっても音長指定できます。
以下のように分数指定することで、全音符から16分音符等を指定できます
@@ {
// スタイル指定
C:1/4
Dm:1/8
Em:1/16
Fmaj:1/16
// 接尾辞指定
'''G~~~
}
接尾辞の指定と両方指定できます。
以下の場合、どちらのC
も同じ音の長さになります。
@@ 1/4 {
C // 4分音符
C^:1/2 // 2分音符の半分
}
音量調整
:v
スタイル指定で音量調整できます。
@@ {
// 全弦一括指定
// 1から100までの間の音量を指定できます。
Em:v100
// 弦毎の指定
// 1から100までの間の音量を低音弦から指定します
0|2|0|0|0|0:v(20|30|40|50|60|70) // 低音弦の音量を下げる例
0|2|0|0|0|0:v(100|30|40|50|60|70) // 6弦の音量を上げた例
}